~~40歳まであと682日~~

自分はそろそろ起業してから9年が経ちます。法人化してからも8年になります。

数字だけを見ると結構ベテランの域に入ってきた気もしますが、経営者としていつも悩み続けていることがあります。

それはお金のことです。

当たり前ですが、毎月一定の金額が入金されるわけでは無いので、予想が外れることもしばしば。

毎年うなぎ上りのように業績を上げ続けることが出来れば良いのですが、正直これは自分の経営力次第になる部分でもあります。

そして現在ではまだその能力は無いのが現状です。

経営者としての初期の頃は、自転車操業（会社にあまりお金がない状態）でも何も心配はありませんでしたが、年数を重ねるにつれ、会社にお金がないと不安に感じるようになってきました。

新しいことを始めるためにも、そしてリスクを回避するためにも、現金は必要になります。

以前の自分は、税金で取られるくらいなら使ってしまった方が良いと本気で思っていたのですが、それが間違っているということにやっと気が付けるようになりました。

経営力と会社にストックされている現金はイコールになるのかもしれません。

そう思うようになってから、会社の経営に対する考え方が変わってきたような気がします。

会社にお金を残す経営から始めよう

これは9年間の自分の経験から言えることですが、会社にお金をストックすることがベターだと思います。

税金対策や自分に対する給与、人件費や経費の掛け方、全てのお金の使い方を残金を中心に考えることをオススメします。

会社のお金に余裕が出来始めると、使ってしまいたくなることもあると思います。

上記にも記載しましたが、売上が一定の感覚で増え続けることが目に見えて分かっているのであれば、さほど計算がズレることもないとは思いますが、自分の経験上、計算通りにいくことの方が少ないと思います。

特に経営初期の頃からこの考えを身につけた方が良いと思っています。

そうすれば数年後に大きな差が出ると思います。

余裕があれば何でもできる

これが経営者として自分が経験して得たことです。

逆に言うなら、余裕がない経営は危険だという事でもあります。

もし長く会社経営を続けたいと考えているなら、出来るだけ多くの金銭を会社にストックするように心掛けましょう。

会社に余裕があると融資を受けることが出来る

こんな言葉を聞いたことありますか？

『銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す』

企業の経営が安定し好調の時はどんどん融資してくれるのに、経営が苦境になり資金が必要な時には資金を回収しようとするといった意味になります。

銀行もお金を貸すのが仕事なので、仕方ないと言えばそうかもしれませんが、苦しいからお金を貸して欲しいのが借りたい側の主張だと思います。

でもそんな時には誰も助けてくれないのがリアルなのです。

そうならないためにも、融資を受けられる時には出来る限り融資を受けた方が良いと思っています。

仮に使い道が見つかってなかったとしても、借りれるなら借りた方が良いと思います。

本当に借りたい時に借りれる保証はないので。。

もちろん金利の部分は計算する必要はありますが、金利を支払うことがリスクヘッジだと考えれば、借金は良いリスクヘッジになると思います。

それくらい会社にお金は必要なのだと思っています。

まとめ「経営力は会社の残金で分かる」

お金が全てではないことは分かっています。

お金以上に大切にしなければならないことがあるのも知っています。

それでも会社にお金を残すことを考えるべきだと言わせてもらいます。

理由はひとつ。

会社を守れない人には何も守れないからです。

人を守ることも、現状を守ることも、そして未来を守ることも出来なくなるかもしれません。

お金で信用を全て失ってしまうかもしれないのです。

この言葉は自分自身に言い聞かせている言葉でもあります。

過去は変える事が出来ません。

でも未来は変えることができます。

余裕を作り出すためにもお金のこともしっかりと考えなくてはならないと思っています。

それが経営するということなのだと、いまは思います。

ちなみに自分は、LINE@限定にて、起業に対する質問や、仕事に対するお悩みなどを無料で相談を受け付けております。

何か自分を変化させたい人、これから起業を目指している人、起業したけど上手くいっていない人など、まずは色々な人を意見を聞くという行動も大切だと思います。

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