社長ブログ
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2017/04/19
40歳までにハワイに移住することを目指している、『アニー』こと倉持俊介です。
経営というお仕事をしていると、常にお金と向き合う必要があります。そして経営者になったばかりの頃は『え?なんで口座にお金がないの?』ということがよくありました。。
それはお金の流れをきちんと把握していなかったからでした。会社には1年を通して色々な出費(経費や税金など)があります。その流れを把握していないと急な出費にてんてこ舞いになってしまうこともあります。
だからこそ1年単位でお金の流れを把握する必要があるのです。そのことを今回自分なりに振り返ってご紹介していきたいと思います。その場しのぎで経営されている方がいたらぜひご覧になって見てください。
まずは1番大切な税金のことを理解する必要があります。会社を運営する上で必要なことだけでも構わないと思うのでこれらは知っていた方が良いと思います。特に下記の3つは最低でも覚えておいた方が良いと思います。
他にもたくさん税金はありますが、上記は決算後にかかってくる税金として覚えてもらえると良いと思います。利益が出れば当然税金は発生するのは簡単に想像ができるかと思います。
ただ上記でも法人住民税(赤字でも7万円)や、利益ではなく売上に対してかかる消費税がとても厄介です。特に消費税が丸々8%(売上などにより%は変わります)だとしたら、5000万円の売上があると赤字でも決算後に400万円の消費税の支払い義務が発生します。
もちろんそんな単純な計算ではありませんが、法人を運営する上でまず1番最初に気にしなきゃいけないのは消費税だと思っています。自分も最初はいかに消費税を払わないでいられるかと考えたものでした。w
税金の他にも、雇用保険や労災保健、社会保険、従業員の住民税や所得税、などの従業員用のお金の管理も必要となります。上記のものは各月ごとの支払いのもあれば、6月頃に年間分まとめて徴収されるものもあります。
上記のものは法人として従業員を雇う上で必ず加入し支払う必要があるもになります。私たちの様な中小企業では社会保険への加入はかなりの障害でした。単純に20%以上の人件費の負担が増えるのでかなり苦しめられますが、全ては従業員のためなので法人であれば必ず加入する様にしましょう。
また従業員の所得税や住民税を代わりに収めたり、年末調整といって12月に年間分の所得や税金、保険などをまとめて従業員の住む役所に提出することをしなければなりません。
会社を運営する上で1番怖いのは、現金がなくなってしまうことです。。特に急な出費によって支払いがかさんだりすると銀行の残高に余裕がなくなってしまうこともあります。
だからこそ1年間を通してある程度のお金の出口をしっかりと事前に把握しておく必要があるのです。自分は最初行き当たりばったり経営だったので、よく『あれ?今月もピンチ?』ということがありました。
それは今考えれば単純に無知が原因でした。事前に理解していればしっかりと貯蓄したり準備ができます。だから今ではそんな心配はほとんどありません。
事前にガチガチに勉強する必要もないとは思いますが、できる限りの知識と流れを把握した上で運営できるに越したことはないと思いますので、本などで勉強してみることをお勧めします。
この記事を書いたのは「Annie(アニー)」
筆者「Annie(アニー)」について
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インセプションホールディングス株式会社の代表をしている『アニー』こと倉持俊介です。
40歳までに海外に移住するという大きな目標を自分自身に掲げ、20代の前半の頃から常に考え、行動してきました。あと数年で40歳を迎えるにあたり、今リアルに海外移住を意識し始めています。
そんな自分が意識していることや感じていることなどを伝えられたらと思い、この倉持俊介.comというブログを開設しました。
少しでも夢を持つことの大切さを感じてもらえたら良いなと思っています。
ちなみに自分のあだ名でもある『アニー』とは、3兄弟の長男という意味と、会社で年長者という兄貴的な意味から。いつまでもみんなの兄貴的な存在であり続けるためにも常に背中を意識しながら生活しています。