アニーのひとりごと
この記事は「アニーのひとりごと」カテゴリーの記事
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2016/08/12
私は起業して8年目に入りましたが、よく
『若いのに起業してすごいですね』
と言われます。
その度に私は
『そんなことないですよ』
と返すのですが、本当に起業すること自体は大したことではないのです。
もし個人事業主として起業するのなら税務署に書類を提出するだけでお金もかからず簡単に出来てしまいます。
だから世間の人が思うほど起業しているだけでは全くすごくないのです。
と言いつつも、私も起業する前までは起業している人を見ては
『すごいですね〜。憧れます〜。』
と言い続けていました。w
なんだか良く分からないけどすごそう
というのが起業ではないでしょうか。
そして潜在的にこの起業をしてみたいと考えている人は多いと思います。
実際に周りでそういった会話になったこともあるかと思います。
でも実際、日本での起業数は諸外国と比べても低いと言われています。
それは教育の違いやイメージの違いなどが考えられています。
日本では
みんなと一緒
といった教育の方針がとられています。協調性が好まれるといった特徴があります。
ですのでいざ仕事をするといった時にはまず企業への就職を想像します。
良い大学に入り大企業に就職する
というのが昔から良しとされているという独特の考え方が根付いています。
また社会としても起業家に対して良いイメージを持っていません。
いざ起業しようと思っても、
『上手くいくわけない・・』
とハナから否定されてしまいます。
もちろん考え方が甘いのかもしれませんが、やる前からマイナスからのスタートになります。
銀行なども同じ考えなので資金の調達もとても難しいです。
実際私も起業当初に日本政策金融公庫という政府が運営する金融機関でお金を借りました。
ある程度お店がうまくいきだしていたので、少し大きなテナントに移動したくて、資金の調達の相談をしました。
しかし最初から否定的でした。
『本当にうまくいくのか?これから流行るのか?』
など散々質問された後、
『保証人がいれば・・・』
ということで父親に協力してもらいなんとか借りることができました。
起業家を応援しているという国の金融機関ですらこのような感じなので、日本として起業に対しマイナスなイメージなのはよく分かりますね。
とは言っても結局は最後は自分で決めるので最終的に覚悟を決められるかどうかが重要だと思います。
幸い私の場合は周りのサポートも受けることが出来ていたので結果としてスタートを切ることが出来ました。
このように
仕事=就職
という環境の中で、なかなか起業するという考えにならないかもしれません。
しかし私は個人的にもっと多くの方に起業して欲しいと考えています。
もちろん全てが上手くいくということは本当に難しいことだと思いますが、時間の使い方など色々な面で
自分で全てが決められる
といったことが現実で可能となります。
一度きりの人生ですので、仕事だけが全てでは本当にもったいないと思います。
特にこれからは時代の変化がどんどん激しくなると思います。
その変化に飲み込まれなように自分の中でしっかりとした準備がこれからはもっと必要になってくると思います。
この記事を書いたのは「Annie(アニー)」
筆者「Annie(アニー)」について
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インセプションホールディングス株式会社の代表をしている『アニー』こと倉持俊介です。
40歳までに海外に移住するという大きな目標を自分自身に掲げ、20代の前半の頃から常に考え、行動してきました。あと数年で40歳を迎えるにあたり、今リアルに海外移住を意識し始めています。
そんな自分が意識していることや感じていることなどを伝えられたらと思い、この倉持俊介.comというブログを開設しました。
少しでも夢を持つことの大切さを感じてもらえたら良いなと思っています。
ちなみに自分のあだ名でもある『アニー』とは、3兄弟の長男という意味と、会社で年長者という兄貴的な意味から。いつまでもみんなの兄貴的な存在であり続けるためにも常に背中を意識しながら生活しています。