アニーのひとりごと
この記事は「アニーのひとりごと」カテゴリーの記事
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2016/07/01
会社を経営していて1番怖いのが税務調査です。
何にも悪いことはしていないのに、なぜか経営を始めて7年もの間いつもビクビクしていました。
毎年税理士さんに、
『今年は入りそうですかね?』
と聞いていました。
私は個人事業を2年ほど経験してから法人を設立しました。
最初は税の知識など全く無かったので、独自で色々と勉強をしながら最初は確定申告をしていました。
知れば知るほど税金の仕組みがとても難しいと感じ、法人設立に伴い今の税理士さんに会社のことをお願いすることにしました。
私は性格的に自分が知らないことがあるのが嫌いなので、税理士さんにお願いはしているんだけど、帳簿をつけたりするのは全部自分でするようにしています。
分からないことがあれば全て教えてもらっていますが、今ではなんとなくではありますが、会社を運営する上で必要な税金についても把握できていると思います。
なので、以前に比べ税務調査と聞いてもあまり神経質にはならないでいます。
納めるものはきちんと納めていますし、会社の運営もしっかりとできていると思っています。
なので、自信を持って今回は取り組んでみたいと思っています。
とは言っても、やっぱり初めての事なので緊張してしまいますね。。
そこで自分のおさらいも兼ねて、会社の運営で必要な税金を時期について考えてみたいと思います。
まずは会社によって時期は違いますが、決算期というものがあります。
個人事業主で言えば、確定申告と同じようなものだと思いますが、会社の利益を決める1年で1番重要な時期になります。
当たり前ですが、会社がうまくいっていれば黒字というプラスの決算になります。
逆に収入より支出が多かった場合になるのが、赤字というマイナスの決算です。
会社は当然ですが赤字で何年も運営することはとても難しくなりますので、なんとかして黒字にしたいのですが、簡単に黒字に出来ない壁があります。
それが税金なのです。
特に私たちのような中小企業では税金によって倒産してしまうというリスクもあるくらい重要になります。
もちろん税金を払うことは会社とし義務になりますので、しっかりと税の仕組みを把握し計画的に税金を納める仕組みが必要になります。
税金は思ってもいない時期に来ることが多いので、事前の計画がとても肝心になります。
では、どんな税金があるのでしょうか。
まずは会社の税金といえば法人税ですね。
法人を運営していると赤字でも必ずかかるのがこの法人税です。
法人税は決算を迎えた後に確定するので、常に売上を見ながら今年の法人税を想像する必要があります。
次に大変なのが消費税ですね。
売上に対してかかってくるのが消費税になるのですが、決算から半年ごとに前納という形で来年度分を想像して消費税の支払いがやってきます。
消費税は売上に対してかかるので利益がなくても払う必要があります。
赤字でも容赦なくやってきます。
ですので事前に払う消費税を計算しながら計画を立てる必要があります。
これがとても難しいですね。
利益が出ていればある程度の余裕があるのですが、ギリギリの時はかなり焦ります。。
だから常に頭の中で計算が必要です。
他にも6月頃に源泉所得税(納期の特例を出していると半年に1度の納付)と労災と雇用保険の支払いが同じ時期にあります。
このように1年を通して様々な税金がかかってきます。
これらの把握して初めて経営者としてのスタートに立てると思いますので、すべて税理士さんにお願いせずに、ある程度はご自身でもきちんと把握する必要があると思います。
ということで、初めての税務調査を頑張りたいと思います。
この記事を書いたのは「Annie(アニー)」
筆者「Annie(アニー)」について
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インセプションホールディングス株式会社の代表をしている『アニー』こと倉持俊介です。
40歳までに海外に移住するという大きな目標を自分自身に掲げ、20代の前半の頃から常に考え、行動してきました。あと数年で40歳を迎えるにあたり、今リアルに海外移住を意識し始めています。
そんな自分が意識していることや感じていることなどを伝えられたらと思い、この倉持俊介.comというブログを開設しました。
少しでも夢を持つことの大切さを感じてもらえたら良いなと思っています。
ちなみに自分のあだ名でもある『アニー』とは、3兄弟の長男という意味と、会社で年長者という兄貴的な意味から。いつまでもみんなの兄貴的な存在であり続けるためにも常に背中を意識しながら生活しています。