アニーのひとりごと
この記事は「アニーのひとりごと」カテゴリーの記事
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2016/04/15
ウルグアイの元大統領のムヒカ氏をご存知でしょうか??
世界一貧乏な大統領
として、とても有名な方です。
ムヒカ氏は給与の9割を慈善事業に寄付し、自分は普通の生活をしていたそうです。
大統領になったら
豪華な生活
というものに憧れるのが普通かと思いますが、彼はそれを捨てたのでした。
1割の給与でも良い生活が出来るかもしれませんが、9割のお金を寄付に回すという決断を自分なら出来ないと思います。。
ムヒカ氏は国際の舞台でこんなことを言っていました、
『貧しい人とは、何もない人のことではなく、欲しがる人のことを言うんです』
と。これを解釈すると
『貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ』
という事のようです。
この言葉を聞いて、正直耳が痛くなりました。
自分もそこまで欲が強い方だとは思っていませんでした。
ケチと言われたらそれまでですが、無駄なことにはお金は使わないという考えに関しては自他共に認めるくらい徹底していました。
しかし、正直
自分のことよりも人のこと
という風までには考えられませんでしたし、考えようとも思っていませんでした。
人を幸せにしたければ、まず自分が幸せに
という考え方で頑張ってきたのですが、ムヒカ氏をみてしまうと自分がちっぽけでなりません。
欲が絶対に悪いわけではないと思います。
欲があるから頑張れるというところは必ずあると思います。
ただ、欲張り過ぎているといつまでたっても欲がおさまらないから、幸せだと感じることができないという事が言いたいのだと思います。
また、
『人はものを買う時はお金で買っていないのです。そのお金を貯める為の人生の裂いた時間で買っている』
とも言っています。
めちゃくちゃ奥が深いですね。。
以前自分もブログで、人生で1番大切にしなければいけないのは時間だというお話しをさせて頂きましたが、その貴重な時間を裂いて得ているのがお金だと考えると、物の価値を図る良い物差しになる気がします。
そもそもお金はそういう目的で作られたものですよね。
お金がない時代には、みな物々交換というスタイルで生活していました。
次第に、なかなか物と物とでは同じ価値にならないということで、共通の価値を図れるものとしてお金というものが誕生したと聞いております。
そう考えると、そのお金を得る為に費やす時間でものを買っているという考え方にたどり着きますね。
でもその考え方は忘れてしまっていました。。
おそらくほとんどの人がそうでしょう。
100円で買えるものは?
というような感覚で、物の価値をはかっていませんか?
自分もそうでした。
100円は10分の労働時間で得られる対価だから、10分という時間を売って買うとは考えませんよね。。
でも実際はそうだという事です。
欲におぼれて物を買ってばかりいると、自分の時間をたくさん使う事と同じことなんですね。
それで幸せであればいいけど、何歳まで働く必要があるのかを考えるとちょっとゾッとします。
人は考え方一つでこうも違う生き方が出来るのだという事を、改めて気付かせてくれる人物を知ることが出来ただけでもとても感謝しています。
日本の政治家さんたちにもこの考え方を学んで欲しいと思います。
『お金が欲しいならビジネスをしろ。
政治がしたいならお金のことは考えるな。』
とね。。
この記事を書いたのは「Annie(アニー)」
筆者「Annie(アニー)」について
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インセプションホールディングス株式会社の代表をしている『アニー』こと倉持俊介です。
40歳までに海外に移住するという大きな目標を自分自身に掲げ、20代の前半の頃から常に考え、行動してきました。あと数年で40歳を迎えるにあたり、今リアルに海外移住を意識し始めています。
そんな自分が意識していることや感じていることなどを伝えられたらと思い、この倉持俊介.comというブログを開設しました。
少しでも夢を持つことの大切さを感じてもらえたら良いなと思っています。
ちなみに自分のあだ名でもある『アニー』とは、3兄弟の長男という意味と、会社で年長者という兄貴的な意味から。いつまでもみんなの兄貴的な存在であり続けるためにも常に背中を意識しながら生活しています。