以前の従業員とのふとした会話から、企業の生存率について調べてみることにしました。

単純に会社を設立してから、どれくらいの会社が倒産していっているのかが気になったからです。

当社は現在（2017年5月）会社として設立させてから7年目になろうとしています。

7年は自分では全然短いなと感じていますが、実際に周りの企業と比べてみるとどうなのでしょう。

これから10年、20年と続けていこうと思っていますので、その心構えとしても需要なのかなと思います。

設立後1年以内に60％が倒産している？？

では一般的にどれくらいの会社がどれくらいで倒産しているのでしょう。

色々な情報を元に平均すると、

• 1年後：60％
• 5年後：85％
• 10年後：96％
• 20年後：99.7％
• 30年後：99.98％

という結果が出てきました。

これらの情報からすると5年後には起業した100社の中で、15社しか残っていないという事になります。

これが10年以降になるとどんどん下がっていって、30年後には10,000社でたった2社しか残っていない、という計算になってしまいます。

もちろん倒産の理由は様々だと思いますが、やはり長く会社を続けるという事は予想以上に難しいという事なのだと思います。

ただこれだけ多くが倒産しているのにはいくつかの理由があると思っています。

倒産する2つの大きな理由

これはあくまでも自分の経験を元にお話させて頂きますが、これだけ多くの会社が倒産してしますには大きな要因が2つあると思います。

1つ目は”経営者に向いていなかった”という理由です。

おそらくこの理由が1年以内に60％もの会社が倒産している原因だと思います。

• とにかく人の多い場所にお店を開ければ問題ない
• 事業計画は適当
• 先の投資より目先のお金
• 従業員より自分が中心

といったような理由があるのかなと推測出来ます。

単純に計画性のなさが理由ですね。

経営者に求められる資質として重要なことに計画性があります。

『計画なくして行動なし、行動なくして成果なし』と言いますが、恐らく大半の倒産の理由はこの辺りではないかなと思います。

2つ目に”事業拡大による失敗”という理由があると思います。

自分もこの理由で大きく失敗しそうになりました。

1つの事業がうまくいくと、次もうまくいくような気がしてしまうのですよね。。

最初はしっかりとした計画のもとで事業をスタートさせたのに、新しい事業の時は色々と調子に乗ってしまうという部分もあるのかなと思います。

20年続く企業に育てるには？？

自分はこれからも10年、20年、30年と会社を続けていきたいと思っています。

そのために必要なのは　”初心”ではないかなと思っています。

初心忘るべからず

ということわざがあるかと思いますが、常に初心の心を忘れずに慎重な経営精神を基礎で持っていれば、新しいことをする時にもしっかりとした計画が立てられるようになると思います。

これからもその心を意識しながら会社経営を続けていきたいと思っています。

会社の経営に欠かせないもの、、

それはパートナーだと思います

どれだけ経営の素質がある人でも

1人では必ず限界がきてしまいます

良き理解者であり

良き指摘者である人

それが自分は理想のパートナーだと思っています

自分より優れた人材などいない

他の人に仕事を任せるなんて出来ない

と考える経営者の方も多いと思います

しかし、人に仕事を任せることができる

これこそが経営者として1番重要なことなのではないでしょうか

確かに簡単ではないと思います

ただ1人では出来ないことも2人、3人なら出来たりします

これからずっと会社を続けていきたいのであれば

良いパートナーを探すこともとても重要だと思います

ちなみに自分の周りには最高のパートナーがたくさんいます

だからこれまで続けてこれたのだと確信しています

まずは恐れずにどんどん信用してみましょう

そこから人間関係はスタートしていくと思います。

アニー