アニー(倉持 俊介)おはようございます^ ^
わくわく社長こと【アニー】です。
40歳までに早期リタイアすることを目標に、20代からビジネスと向き合って来ました。
そんなアニーからみなさまに、少しでもわくわくをお届け出来たらと思い、毎日8時にブログを更新しております。
【題名】お金持ちはどうやって資産を残しているのか?
【著者】清田幸弘 ランドマーク税理士法人代表税理士
本は”題名”が肝心だと普段から感じていますが、この本も完全にタイトルから選んだ本になります。しかも著者が税理士さんというところもとても面白そうだと思いました。
個人的に相続のことなど今まであまり真剣に考えたことは無かったし、正直資産を残すことなど全く考えてなかったのでとても興味がありました。
お金持ちってどんな人?
そもそもお金持ちってどんな人なのでしょうか?個人的には、いい家に住んでいるとか、いい車に乗っているなど、高価そうなものを持っている人がお金持ちのような気もしていますが、実際にはある程度の基準があるそうです。
- 所得(税金で引かれた後の金額)が1000万円以上
- 純資産(ローンなどを差し引いた金額)が1億円以上
- 相続税の支払い対象者
といったように、上記のような人をお金持ちと呼んでも良いのではと、著者の清田税理士さんはおっしゃっていました。確かにどれを取ってもも自分とは程遠く、まさに憧れるに値するような人のことを言っていると思います。
相続税について勉強しよう
上記にもありますが、実際お金を残すことを考える場合は相続税について知る必要があるかと思いました。相続税とは、
- 人の死亡によって財産が移転する機会にその財産に対して課される税金
- 最高税率が55%の税金であること
- 基礎控除3000万円と相続人1人あたり600万円の控除がある
要するにお金がある人だけが支払う税金だということです。だからお金持ちの定義の中に相続税の支払い者ということが書かれているのですね。良く銀行などで『相続税対策で〇〇しませんか?』というのを見かけますが、資産がある人はこの辺りを気を付けないと残された家族が多額の税金を支払らわなければならなくなってしまうこともあるということです。
それにしても最高の税率が55%というのはありえないくらい高いですよね。。お金持ちから搾り取れ的な政策も分からなくはないですが、それでもこの税率だと残された家族は大変だなと思いますよね。
事前の対策が肝心だということ
細かく挙げるとキリがなくなってしまうのでここでは省略させて頂きますが、相続に関しては事前に行うことで得られるメリットがかなり大きいので、まずは知識が大切だなと感じました。
具体的にいくつか例に挙げると、生前贈与の制度をうまく使うとか死亡退職金の非課税枠をうまく利用することや生命保険を利用するなのどたくさんの方法がありました。
兎にも角にも無知であることが一番マイナスなので、相続はまだまだ先の話ということではなく、今のうちからそういった知識も勉強しておいた方が良いなと感じさせてもらえる本でした。